女の子が生まれてはじめて迎えるお正月に
「初正月には羽子板を贈る」
そんな日本の伝統行事をご存知ですか?
羽子板は、女の子が初めて迎えるお正月(初正月)に贈る、縁起物の飾り。
その美しい見た目だけでなく、健康・無病息災・魔除けの意味が込められています。
この記事では、羽子板飾りの由来や意味、選び方のポイントをわかりやすく解説します。
羽子板飾りの由来と意味
羽子板の起源は平安時代にさかのぼり、
当時は「羽根つき」が貴族の遊びとして親しまれていました。
この羽根には蚊を象徴する意味があり、
“羽子板で羽根をつく=蚊を追い払う” → “赤ちゃんを病気から守る”
という考え方が生まれました。
現在では、羽子板は女の子の厄除け・健康祈願・美しく育つようにという願いを込めた贈り物として定着しています。
羽子板はいつ贈る?いつ飾る?
| 贈るタイミング | 赤ちゃんの初正月(生まれて初めてのお正月)前の12月中旬頃が一般的です |
| 飾る時期 | 12月中旬〜1月15日頃(小正月)まで飾るのが一般的 |
近年では、お正月が終わっても節句シーズンまで飾られる方も増えています。
羽子板の選び方|3つのポイント
| ① 飾る場所に合ったサイズで選ぶ | 棚や玄関に置くなら「コンパクトサイズ(30cm前後)」しっかり飾りたい方は「ことの羽子板かほりシリーズ」もおすすめ |
| ② デザイン・表情の好みで選ぶ | 伝統的な押絵(立体)デザイン/お顔の優しいものが人気 お子さまの雰囲気や、お部屋のインテリアにも合わせて |
| ③ 名前入り・ギフト仕様のものも◎ | 名前札がついたタイプや、化粧箱・飾り台付きのセットは贈り物に最適 |
木都で人気の羽子板シリーズ
■ ことの羽子板「そら」
爽やかな水色の越前和紙が背景に、白を基調とした凛とした佇まいの羽子板。
ピンクのつまみ細工がアクセントになり人気のデザインです。
ケースで省スペースで飾れ、ギフトにも◎。
■ ことの羽子板「ほのか」
可愛らしいピンクと白がグラデーションのバックは伝統工芸の越前和紙が使用されています。
大小さまざまなお花が鮮やかで、女の子らしいデザインが人気の商品です。
祖父母からの贈り物としても人気が高く、名前札のオプションも対応可。
おわりに|羽子板は“未来を願う”贈り物です
羽子板飾りは、「健やかに、美しく育ってほしい」という想いをかたちにした贈り物。
初めての正月を迎えるお子さまへ、ぜひその願いを込めた“はじめての贈り物”を選んでみてください。