てづくり工房 木都

木目込み雛人形とは?魅力や人気の理由について解説!

お雛様について調べていると「木目込人形」や「衣裳着人形」といった表現をよく見かけますが、あまり馴染みのない言葉で戸惑う方も多いのではないでしょうか。
これらはお雛様の種類を表しており、製法の違いで区別されています。
今回は日本の伝統工芸品である木目込人形について、その特徴や魅力について解説していきます。


衣裳着人形と木目込人形 〜製法の違い〜

木目込人形は、桐塑やウレタンを固めて作った胴体(ボディ)に溝を彫り、そこに直接布地を差し込み、しっかりと貼り付けて仕上げられています。1740年頃に京都の上賀茂神社に仕えていた職人が、木目込人形の元となる人形を作ったのが始まりとされています。300年近い歴史がある日本の伝統工芸品で、大きな特徴は全体的に丸みのある愛らしいフォルム。衣裳を貼り付けて仕上げるため型崩れの心配もなく、比較的簡単にお手入れができます。

これに対し衣裳着人形は、人が着る着物のように縫い上げた衣装を人形の胴体に着せ付けて仕上げられています。繊細に作り込まれた衣裳が美しく、豪華で華やかなお人形です。一般的に「雛人形」と聞くとこちらのお人形をイメージされる方も多いのではないでしょうか。

製法の違いで、それぞれ仕上がりの雰囲気や与える印象が大きく異なります。


木目込人形の魅力

小さくて可愛らしい木目込人形。近年、その人気がますます高まっています。
ここからは木目込み雛人形の魅力を3つに分けてご紹介していきます。

  • 愛着の湧く可愛らしいお顔

木目込人形のお顔の目は、細い毛筆で書き入れられる「書き目」が多いです。ふっくらと丸みを帯びたお顔に優しい表情と、子供らしさを感じさせるお顔立ちが特徴です。
また、職人の手で丁寧にひとつひとつ描かれた表情には、同じものがひとつとしてない特別感があります。
親しみやすく愛着の湧くお顔立ちが、多くの人に愛される理由の一つです。

  • 飾る場所を選ばないコンパクトサイズ

少ないスペースでも無理なく飾れることが、木目込み人形の大きなポイントです。
玄関スペースや飾り棚、テレビ台の上など、ちょっとしたスペースに収まるコンパクトなものが多く販売されており、コンパクトに飾れる雛人形をお探しの方に木目込人形はぴったりです。
お人形だけで飾れるタイプや親王飾りなら、さりげないインテリアとしてお部屋に馴染んでくれるのでおすすめです。
豪華な段飾りや15人飾りでも、木目込雛人形を選べば比較的コンパクトにお飾りすることも可能です。
収納時に場所を取らないところも魅力です。

  • 扱いやすく長持ち

軽量で丈夫なため、飾り付けや持ち運びも簡単で、美しい状態で長くお楽しみいただけます。
また、型崩れの心配がない木目込人形は実際にお子様に手に取って触れていただくのにぴったりです。
雛人形の役目である「厄を移す」という意味でも、ぜひお子様に手に取っていただきたいものです。


小さくて可愛らしい木目込雛人形。
おしゃれで和・洋室どちらにも飾れることから、年々人気が高まっています。

当店では、この他にもコンパクトで可愛いお雛様をたくさんご用意しています。
ひとつひとつを職人の手で丁寧にお作りしておりますので、ぜひお気に入りの雛人形を見つけてください。

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